茹でても焼いても揚げて食べてもおいしいとうもろこし。
調理する前にひげを取るのが面倒!と感じるときがありますよね。
とうもろこしのひげは何なのでしょう。
とうもろこしのひげの名前や効能、食べ方を調査しました!
Contents
とうもろこしのひげは何?
とうもろこしのひげは何?名前はなんていうの?
とうもろこしのひげは何なのでしょう。
その正体は、1粒から1本ずつ生えている「めしべ」です。
正式には「髭(ひげ)」と呼ばれていますが、特に「とうもろこしの絹糸(けんし)」とも言われます。
とうもろこしのひげは食べられる?
とうもろこしのひげは食べられます。
ヤングコーンのひげや皮に包まれて綺麗なひげはみずみずしく、ツヤがあり、生でも美味しく食べることができます。
しかし、とうもろこしが完熟してくるとひげが茶色に変色していきます。
茶色っぽくなったひげはごわつきがあり美味しくないので、破棄しましょう。
最近は、ネットでとうもろこしのひげを美味しく食べるレシピが多数紹介されているので、調べてみてはいかがでしょうか。
とうもろこしのひげと粒は何がちがうの?
とうもろこしのひげはめしべであり、種子のように見える粒の黄色に部分は穎果(えいか)と呼ばれるイネ科植物特有の果実です。
薄くてかたい果皮の中に1つの種子が包まれています。
とうもろこしはひげも食べることができるのですが、一般的に食べられているのは粒である穎果の部分です。
とうもろこしのひげに効能はある?
とうもろこしのひげには体の中の余分水分を排出する作用があるので、利尿作用やむくみの改善に効果的です。
雨が多く湿度が高くなりやすい季節は、体の表面の水の蒸発が上手くいかなくなり、体内に水が滞りやすくなります。
そんな時は生活にともろこしのひげを取り入れてみるのもおすすめです。
体のいろいろな部分に水がとどまったり、偏在することでさまざまな症状を引き起こすことを水滞といいます。
水滞の症状は頭痛、めまい、倦怠感、むくみ、手足の冷えなどです。
ともろこしのひげにはこの水滞の症状を改善する作用があるので、雨の日に倦怠感がひどくなる、など水滞の症状が気になる方は、とうもろこしのひげをお茶にして飲んでみてはいかがでしょうか。
とうもろこしのひげのおいしい食べ方
ここでは、とうもろこしのひげのおいしい食べ方をいくつか紹介します。
ひげのついたとうもろこしがあるときはチャレンジしてみましょう。
とうもろこしのひげの天ぷら
マジうまっ!とうもろこしのひげの天ぷら
■材料
・とうもろこしの髭…13g(2本分)
・薄力粉…20g
・片栗粉…大さじ1/2
・ベーキングパウダー…小さじ1/4弱
・塩…少々
・水…25ml
■作り方
1、とうもろこしの髭の茶色い部分は切り落とし1.5㎝程の長さに切る
2、ボウルに他の材料を入れて①も加えて混ぜる
3、6ケに分けて薄く広げながら低温油で揚げる
4、軽く塩を振ってお召し上がりください!
<参照>https://www.kurashiru.com/recipe_cards/b2661637-c0bd-47ce-a22a-2dcd572c57d5
とうもろこしのひげのサラダ
とうもろこしのひげの温玉サラダ
■材料(2人分)
・ベーコン…5枚
・とうもろこし[皮付き]…1本
・レタス…5枚(180g)
・サラダ油…大さじ2
・温泉卵…1個
☆ドレッシング
・マヨネーズ…大さじ2
・バジルペースト…小さじ1
・牛乳…大さじ1
・黒こしょう…少々
■作り方
1、とうもろこしは皮をむき、ひげと実に分ける。実は横半分に切り、切り口を下にして実をそぎ落とす。耐熱容器に入れ、水(分量外:大さじ1)を加えてふんわりとラップをし、600Wのレンジで2分加熱する。レタスは食べやすい大きさにちぎる。
☆ポイント
皮から出て茶色くなっているひげは取り除きましょう!
2、ベーコンは1cm幅に切る。
3、ボウルに☆を入れて混ぜる(ドレッシング)。
4、フライパンにサラダ油を入れて熱し、とうもろこしのひげを入れてきつね色になるまで弱火で揚げ焼きにして取り出す。軽く油をふきとり、ベーコンを入れて焼き色がつくまで中火で炒める。
5、別のボウルにレタス、とうもろこしの実、ベーコンを入れて混ぜ、ドレッシングを加えて混ぜる。
6、器に盛り、とうもろこしのひげ、温泉卵をのせる。
<参照>https://delishkitchen.tv/recipes/259338407002505622
とうもろこしのひげのお茶
簡単手作り!とうもろこしのひげ茶
■材料 (1.5リットル分)
とうもろこしのひげ…とうもろこし4本分
お湯…1.5リットル
■作り方
1、とうもろこしから、とうもろこしのひげをとり、軽く洗ったら1日天日干しにする。
2、フライパンで乾煎りする。
フライパンにひげを入れ、弱火で乾煎りにしていく。
3、だいたいが均一の焦げ茶色になったら、火から下ろす。
※毛先の方が焦げやすいので焦げすぎないように注意!
4、ひげを、お茶パックかキッチンペーパーなどで包んで、熱湯を注ぎ、15分ほど蒸したら完成!!
ホットでもアイスでもっ!
<参照>https://cookpad.com/recipe/3977262
とうもろこしは、茎の先端にある雄花から落ちてくる花粉がひげに付くことで受精し、粒が成長していきます。
ひげの数と粒の数は同じなので、ひげが多いほど粒がしっかりと詰まったとうもろこしです。
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