スーパーでぶどうを見つけると、うれしさのあまり大量に購入してしまうことはありませんか。
そして、ぶどうを一度で食べ切れずに、そのままにして腐らせてしまった経験はありませんか?
ここでは、ぶどうが腐るとどうなるのか、見分け方と正しい保存方法を紹介します。
また、大量にぶどうがある時にはぶどうジャムなどいかがでしょうか。作り方を載せていますのでチェックしてみてくださいね。
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ぶどうは腐るとどうなる?
ぶどうは腐ると異臭がしたりカビが生えたりします。
触ってぶよぶよしていたり、変な酸味があるときも腐っている可能性が高いので、食べないほうが無難です。
ぶどうは腐ると緑の枝が茶色に変色していくので、茶色になりかけていたら早めに食べたほうがよいです。気になるときは枝を目安にしてみてはいかがでしょうか。
正しいぶどうの保存方法
ぶどうを常温で保存できるのは何日?
ぶどうは常温で保存することができますが、暑さと乾燥に弱い果物なので、気温や室温が高くなればなるほど傷みが早くなります。
ぶどうは、常温で保存できるのは2日~3日ほどですが、気温が高い時期はなるべく早めに冷蔵庫で保存することをおすすめします。
ぶどうを常温で保存するときは、冷暗所で1房ずつポリ袋や新聞紙に包んで保存しましょう。
ぶどうを冷蔵庫に入れると1ヶ月持つ?
ぶどうを冷蔵保存するときは、新聞紙やポリ袋で1房ずつ包み野菜室で保存します。
この方法で保存をすると保存期間は5日ほどです。
ぶどうは冷蔵庫で保存をしてもそれほど長くは保存できないので、1ヵ月ほど保存したい時は、冷凍保存をおすすめします。
ぶどうは冷凍保存できる
ぶどうを冷凍保存するときは、ぶどうを一粒ずつ枝から切り離し、水で洗いキッチンペーパーなどで水分をしっかりと拭き取り、保存袋になるべく重ならないように平らになるように入れて保存します。
この方法で保存をすると1ヵ月ほど保存が可能です。
ぶどうは冷凍すると甘味が強くなり、皮がむきやすくなります。
冷凍したぶどうを水に浸すと皮が膨らみ、実と皮に隙間ができるので、簡単にきれいに皮がむけます。
冷凍したぶどうは、そのままシャーベットとして美味しく食べることができます。
ぶどうを房から外して保存する方法
ぶどうは、冷凍での保存方法で紹介したように、房から外して保存をするという方法があります。
ぶどうを房から外すときは、枝を2mm~3mmほど残してぶどうの実をハサミで切り取ります。
枝を残すことで果汁が漏れるのを防ぐことができ、傷みにくくなります。
房から外すときは、手で外すとぶどうはデリケートなので皮ごと裂けてしまい傷みの原因になります。
冷蔵庫で保存をするときに房から外して保存をするときは、切り離した後、保存容器にキッチンペーパーを敷いて、1粒ずつ隙間なく並べ、上からさらにキッチンペーパーをかぶせて(ふたをして)保存をすると1週間ほど保存が可能になります。
ぶどうを加工して保存する
ぶどうがたくさんあるときは、ジャムやコンポートなどに加工して保存してみてはいかがでしょうか。
ここでは、ぶどうジャムの作り方を紹介します。
ぶどうのジャム
・ぶどう…1房
・砂糖…ぶどうの量の約40%
・レモン汁…適量
<作り方>
1、ジャムを入れる瓶は煮沸消毒をしておきます。
2、ぶどうを水洗いし、実を軸から取り外します。
3、ぶどうの実と砂糖、レモン果汁を鍋に入れ、ぶどうの実をヘラなどで押し潰して果汁を出し、蓋をして常温で30分ほど置いておく。
4、鍋を中火にかけて沸騰するまでよく混ぜながら火を通します。
5、沸騰したら弱火にし、アクを取りながら炊いていきます。
6、とろみがでて、かき混ぜると鍋底がスッと見えるようになったら出来上がります。
7、出来上がったジャムはザルで濾して種と皮を取り除き、保存瓶につめたら完成です。
ぶどうジャムは冷蔵庫で保存をすると2週間~3週間ほど保存が可能です。
ぶどうが腐るとどうなるか、見分け方と保存方法について紹介してきました。
ぶどうには健康に良い栄養素が豊富に含まれています。特に皮にはガンや動脈硬化の予防に効果があると言われています。
最近は皮も丸ごと食べられる品種も数多く出ているので、是非味わってみてください。