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果物

アケビの皮には毒がある?あく抜きが必要?おすすめの食べ方も紹介

アケビ 皮 毒2

アケビは熟すと皮が紫色になり、口が割れて黒い種と白い果肉が出てきます。

アケビは果物であり、果肉は甘いので果肉だけを食べて皮を捨てる方が多いようですが、アケビは皮にも栄養があり、美味しく食べることができます。

その一方でアケビの皮には毒があるという話も出ています。

アケビの皮は安全に食べることができるのでしょうか?

ここでは、アケビの皮には毒があるのか、あく抜きが必要なのか、おすすめの食べ方までを紹介します。

 

アケビの皮には毒がある?

アケビ 皮 毒1
結論から言えばアケビの皮に毒はなく安全に食べることができます

では、どうしてアケビの皮には毒があると言われているのでしょうか。

その原因は、アケビの中国語表記にあるようです。

アケビのツルは漢方薬に使用され「木通」と呼ばれています。

この「木通」に名前がよく似た「関木通」という漢方薬があり、この「関木通」は毒性があるキダチウマノスズクサという植物から作られています。

中国では実際に「木通」と「関木通」の取り違えがあり、トラブルが起こったことからアケビの皮には毒があるという誤った情報が広がってしまったようです。

 

アケビの皮はアク抜きが必要?

アケビ 皮 毒2
アケビの皮は苦みが強いので、その苦みが好きだという方はそのまま食べても良いのですが、一般的には、苦みを和らげるためにアク抜きをしてから料理に使用します

アケビの皮 アク抜きの方法
アケビの果肉や種を取り出して皮をそのまま水にさらします。一晩水にさらすと苦みがだいぶ和らぎます。

アケビはアクが強いので、水にさらしていると水が黄色っぽくなってくるので、色が変わってきたら水を交換しましょう。

時間がないときは、熱湯で軽く茹でたり、塩を揉みこみ水洗いをするというアク抜きの方法もあります。

 

アケビの皮にはどんな栄養があるの?

アケビ 皮 毒4
アケビの皮はポリフェノールの一種であるアントシアニンやカリウムを豊富に含んでいます。

アントシアニンには、眼病予防の効果や視覚機能を改善する効果など目に良い効果や強い抗酸化作用があることから生活習慣病の予防効果が期待できます。

また、カリウムは、高血圧の予防やむくみの予防、解消に効果が期待できます。

アケビの皮には生活習慣病の予防、むくみの予防、そして強い抗酸化作用があることから美肌効果も期待できます。

 

 

アケビの皮を食べる地域は?

アケビ 皮 毒3
アケビの生産量の日本一は山形県です。

全国的にはアケビは甘い白い果肉の部分を食べるのが一般的ですが、山形県では皮の部分を食べるという食文化があります。

また山形県の周辺の地域でもアケビの皮を食べる食文化があるようです。

最近はアケビの皮を使ったレシピも数多く紹介されているので、全国的に皮を食べる調理方法が広まっています。

 

アケビの皮 おススメの食べ方

アケビ 皮 毒5
アケビの皮には、天ぷらや和え物、煮物、肉詰めなどいろいろな調理方法があります。

ここでは、アケビの皮のおススメの食べ方を紹介します。

あけびの皮の天ぷら

秋のごちそう☆アケビの天ぷら

材料
・アケビ…1個
・小麦粉(衣用)…適当
・卵…1個

作り方
1、果肉(真ん中の種を包んでいる白い部分)を取り除く。(とても甘いのでデザートにしてね♡)
皮は1cm位に切ります。
2、ボウルに水を入れ、①をさらします。(茶色に変色しやすいため)
ザルにあげ、水分をペーパータオル等でふき取ります。
3、卵、小麦粉、冷水で天ぷらの衣を作ります。
(少しもったりするくらいがいいかも)
4、普通の天ぷらの要領で、②をカラッと揚げます。
<参照>https://cookpad.com/recipe/3426435

 

アケビの皮の肉詰め

山形の味 あけびの肉みそ詰め
材料 (2~3人分)
・あけび…小6個
・きのこ(今回は舞茸)…100g
*鶏挽肉…100g
*味噌…大さじ4(要調整)
*砂糖…小さじ1
*酒…大さじ1
*しその実(あれば)…大さじ2
・サラダ油…適宜

作り方
1、あけび。中の甘いところを食べるのが一般的だが山形とその近隣では皮を食べる習慣がある。ほろ苦さが美味しい、秋の味。
2、あけびは白い果肉をスプーンなどで出しておく。肉みそ詰めには使わない。果肉は甘いのでこのまま食べられる。(種は出す)
3、主な材料。分量などの参考にしてください。今回のあけびは小ぶりで卵よりも一回り大きい位のものを使用。
4、きのこを食べやすい大きさに割く。*を練り混ぜ、馴染んだらきのこを合わせ更に練り混ぜる。あけびに肉みそを詰める
5、フライパンに並べ、下になったあけびの皮が浸るくらいのサラダ油を注ぐ。油の高さが必要なのでフライパンは大きすぎないように。
6、軽く蓋を乗せて中火~弱火で揚げ焼きにする。閉まらなくて良い。蓋の重みで肉みそとあけびの皮が馴染む。
7、片面を8分ほど焼いたら裏返す。更に5~8分ほど焼く。肉みそがかたまらないうちに触りすぎると崩れるので注意。
8、蓋を取り、あけびを立てて表面に出ている肉みその部分も焼きつける。あけびの大きさにより加熱時間を加減する。
9、肉みそがはみ出ないように量を加減して詰めれば手順8の手間はない。が、こんがり焼きつけた部分も美味しい。お好みで。
10、つまようじがスッと刺されば皮には火が通っている。肉にも火が通れば完成。キッチンペーパーに置いて余分な油を切る。
11、断面。これは小さいものだが、大きいあけびなら食べやすく切って出すと良い。秋の夜長、日本酒と一緒にいかが?
12、調理後は冷凍保存OK。あけびの皮のほろ苦さに負けないよう肉みそは濃いめの味付けが合うと思う。各々好みで加減する。
<参照>https://cookpad.com/recipe/1600941

一度食べれば独特の苦みがクセになります。

健康にも美容にも良い効果が期待できるので、アケビが手に入ったときは果肉だけでなく皮まで食べてくださいね♪