銀杏が美味しい季節になると、もらったり、拾ってきたりしてたくさん銀杏が手に入り、一度に食べ切ることができないということもあるのではないでしょうか。
たくさん銀杏があるときは、上手に保存をしておくと美味しい状態で長持ちさせることができます。
ここでは、銀杏の日持ちはどれくらいなのか?保存する時は茹でるほうが良いのか?殻ごと冷凍できるのかを紹介します。
Contents
銀杏の日持ちはどれくらい?
<銀杏> 常温での日持ちはどれくらい?
銀杏を常温で保存するときは、殻付きのまま保存しましょう。
銀杏は湿気に弱いので、常温保存するときは、通気性の良い紙袋などに入れ、冷暗所で保存しましょう。
気温が14度以下と比較的低い場所で保存をすれば1ヵ月ほど保存が可能です。
銀杏の旬の時期は9月~12月です。9月や10月はまだ気温が高いので、1週間ほどで傷んでしまう場合もあるので注意が必要です。
また、旬を過ぎている銀杏は日持ちがしない場合が多いので、こちらも注意が必要です。
<銀杏> 冷蔵での日持ちはどれくらい?
冷蔵庫の中は銀杏の保存に適した温度や湿度が一定なので、すぐに食べない時には早めに冷蔵庫で保存をしましょう。
銀杏を冷蔵保存するときは、乾燥を防ぐために新聞紙やキッチンペーパーなどで銀杏を包んでからポリ袋などに入れて保存をします。
銀杏を冷蔵保存すると1~2ヵ月ほど保存が可能です。
新聞紙やキッチンペーパーを1週間おきに取り替えるとより良い状態で保存をすることができます。
ただし、常温で保存するときと同じように、旬の時期を過ぎている場合は早めに食べ切ったほうがよいでしょう。
銀杏を保存する時は茹でるほうが良い?
銀杏は茹でて保存をする方法があります。
ぎんなんを茹でてから冷凍保存する方法を紹介します。
ぎんなんを茹でてから保存する方法
ぎんなんを茹でるときは、薄皮がついた状態で沸騰したお湯に入れて5分~7分ほど茹でます。
茹でたぎんなんは小分けにして保存袋に入れて冷凍します。
銀杏は冷凍保存すると2ヵ月ほど保存が可能です。
銀杏は殻ごと冷凍できる?
銀杏は殻ごと冷凍できます。
殻ごと冷凍するときは、殻付きのまま冷凍用保存袋に平になるように入れて冷凍庫に入れるだけで簡単に保存できます。
冷凍銀杏の解凍方法
冷凍した銀杏を解凍するときは、茹でて冷凍した銀杏を凍ったまま料理に使うことができます。
冷凍した銀杏は、外に出しておくか冷蔵庫で自然解凍してもよいのですが、自然解凍をすると食感が悪くなるので、凍ったまま使用することをおすすめします。
殻付きの銀杏を解凍するときは、殻に少しひびを入れて電子レンジで1分ほど解凍します。
爆発に不安があるときは、銀杏を封筒に入れ、口を三つ折りにして閉めてからレンジにかけるとひびが入っていなくても封筒の中で爆発するので安心してレンジにかけることができます。
冷凍した銀杏は炊き込みご飯や茶碗蒸しに入れたり、そのまま素揚げにしても美味しく食べることができます。
冷凍ぎんなんの素揚げ<レシピ>
材料
・銀杏…食べたいだけ
・揚げ油…適宜
・塩…少々
作り方
1自然解凍したぎんなんを揚げ油で素揚げにします。
2、揚げた後に塩をふって食べてください。
むいた銀杏を保存する方法
銀杏はむいてそのまま保存することもできます。
ペンチを使うときは、ペンチの穴が開いている部分に銀杏の筋がある方を上にして挟み、筋に切れ目が入るまでしっかりと割ります。
ある程度力を入れて割ったほうがよいのですが、力が強すぎると銀杏の実までつぶれてしまうので、力加減に注意してくださいね。
殻を割って実を取り出したら、そのまま保存袋に平になるように入れて保存します。
保存は冷凍保存がおすすめです。
剥いた銀杏を解凍するときは、薄皮がついたまま茹でたり、炒めたりすると薄皮は自然に取れるので、無理に剥く必要はありません。
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