最近話題になっている玉ねぎ麹はご存知でしょうか?
玉ねぎ麹は、米麹に塩と玉ねぎを加えて発酵させた調味料です。
玉ねぎ麹は、旨味があり、いろいろな料理に活用できるだけでなく、腸内環境を整えるなど健康に良い効果も期待できます。
玉ねぎ麹の保存期間はどれくらいなのか?正しい保存方法と腐るとどうなるのか調査しました。
Contents
玉ねぎ麹の保存期間はどれくらい?
玉ねぎ麹を作るときは、発酵させるために常温で3日ほど置いておきますが、発酵が終わったら冷蔵庫で保存をしたほうがよいでしょう。
冷蔵庫で保存をすると約3ヵ月~半年ほど保存が可能です。
多めに作ったときやすぐに使わないときは玉ねぎ麹は冷凍保存も可能です。
冷凍保存をすると約6カ月~1年ほど保存が可能だと言われていますが、長く冷凍をしていると麹に含まれている酵素がだんだんと損なわれていくので、なるべく早めに使い切ることをおすすめします。
玉ねぎ麹の正しい保存方法
玉ねぎ麹はどのようにすれば正しく保存をすることができるのでしょうか?
ここでは、常温、冷蔵、冷凍別に玉ねぎ麹の正しい保存方法を紹介します。
玉ねぎ麹は常温保存に向かない
玉ねぎ麹は、常温保存には向いていません。
気温が低い時期は常温でも保存が可能ですが、その際も気温は低くても室温が高い場合もあるので、なるべく早めに使い切ることをおすすめします。
玉ねぎ麹を保存する容器や瓶は蓋つきで密閉できるものを選び、必ず煮沸するかアルコールで消毒をしてから使いましょう。
玉ねぎ麹を扱うスプーンなども清潔なものを使い、手間でなかったらアルコールで消毒してから使用するとより良い状態で長く保存することができます。
玉ねぎ麹を冷蔵保存する方法
玉ねぎ麹を冷蔵保存するときは、常温で保存するときと同じように煮沸やアルコールで消毒した密閉容器や瓶に入れ、冷蔵庫に入れます。
冷蔵庫で保存をすると約3ヵ月~半年ほど保存が可能です。
料理に使うときなど玉ねぎ麹を取り出す際は必ず清潔なスプーンを使いましょう。
冷蔵した玉ねぎ麹は使いやすいようにドレッシングを入れる容器に入れて保存する方法もあります。
ドレッシングの容器は100均でも販売されています。スプーンなどを使わず手軽に使えるので、お試ししてみるのもよいのではないでしょうか。
玉ねぎ麹を冷凍保存する方法
玉ねぎ麹を冷凍するときの保存方法はなるべく小さな容器に小分けをして冷凍することをおすすめします。
玉ねぎ麹を解凍するときは、自然解凍かそのまま料理に使いましょう。
大切な麹の効果が損なわれてしまうので、急いでいるときも電子レンジはできるだけ避けたほうがよいでしょう。
玉ねぎ麹は腐るとどうなる?
手作りで本物の発酵食品は腐らないと言われています。
実際に味噌やワインなどの発酵食品は、何十年も腐ることがなく、年を経たものが高級品となることも少なくはありません。
しかし、家で手作りした玉ねぎ麹はやはり腐る可能性があります。
ここでは、玉ねぎ麹は腐るとどうなるのか、また、腐る原因を紹介します。
カビが生える
玉ねぎ麹は腐り始めると緑や赤、黒、青色などのカビが発生します。
このような色のカビが発生したときは体に害が及ぶ可能性があるので、食べずに破棄しましょう。
また、明らかに異臭がするときや生臭い臭いがしたときも破棄したほうがよいでしょう。
白いふわっとしたカビのようなものが玉ねぎ麹に付着しているときは、白いものは産膜酵母と呼ばれている酵母菌なので問題なく食べることができます。
また、アミノ酸と糖の科学反応で茶色に変色することがありますが、これもカビではないので問題はありません。
玉ねぎ麹が腐る原因とは
玉ねぎ麹の腐る主な原因は雑菌の繁殖です。
保存容器を消毒していなかったり、取り扱う際に使用するスプーンなどが清潔なものでなかった場合、雑菌が繁殖します。
玉ねぎ麹を腐らせないようにするために、
① 使用する容器を消毒する
② 取り扱うスプーンなどは清潔なものを使用する
この2点はしっかりと守るよう心掛けておきましょう。
また、常温で長く置いておくと玉ねぎ麹が傷んで腐ることがあるので、なるべく早く冷蔵庫で保存することも心掛けておきましょう。
玉ねぎと米麹と塩だけで作れる発酵調味料『玉ねぎ麹』は簡単に作ることができます。
たくさん作り、正しく保存して、最後までおいしく味わってくださいね♪
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